社会保険って?
フンフンフ~ン♪
ポチ太くん。今日はご機嫌ですね。
あ、ハカセ~! 実は、今度、初めて従業員を雇うことになったんです。
ほほぅ!ついに、人を雇えるまでになったんですね。
でも、従業員ができると社会保険?について、加入しなければいけないんでしょうが、まだ、よく分かってないんです。
そうだね。社会保険については、種類が色々あるし、加入義務があるものもあるよ。
また、それに伴い、経理処理も複雑になるね。
人を雇うってことは、お給料の他に、様々なコストがかかるんですね。。
うん、責任も義務も、より大きくなるんだね。
【社会保険】のお話のまとめ
従業員を雇った場合、社会保険に加入する義務が発生する場合があります。
代表的なものを挙げると、
- (A) 健康保険
- (B) 厚生年金保険
- (C) 雇用保険
- (D) 労災保険
などがあります。
多くの場合、従業員を雇うと、上記C・Dについて、加入義務が発生します。
また、一定規模以上になると、上記A・Bについても、加入義務が発生します。
いずれの場合であっても、毎年所定の手続きを、各関係省庁に対して行う必要があり、それに伴い、保険料の決定および納付が発生します。
そして、それに応じて、正しい経理処理をしなければなりません。
例えば、健康保険料の場合だと、以下のような処理をします。
- 【例】Z社員の社会保険料の納付額:3万円/月、の場合
- ・事業の経費として処理:1万5千円
- ・預かり金として処理:1万5千円
稀に見受けれるのが、社会保険料の「全額」を事業の経費としてしまっているケースです。
事業経費に占める社会保険料コストは小さなものではありません。
そのため、処理誤りがあった場合、その影響は大きくなり、場合によっては、過去分の修正申告も必要となるかもしれません。
また、上記ABCDは、法改正等により、それぞれに異なる処理が必要となる場合があります。
- ・「正しい記帳」は「正しい理解」から
法改正の動向なども確認しながら、適切な記帳をしましょう!
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