AKB 商法 に改めて感心しました。
先日、AKB総選挙がありましたよね。
ファンのブログを見ていると、「○○の順位を上げるため、××万円を使った!」
などと、武勇伝(?)が聞こえてきます。
なぜ、人はこれほどまでにアイドルにお金を使うのでしょうか。
ポチ太が思う主要因は「距離感」です。
昔のアイドルといえば、
- 完璧なルックス
- 手の届かない理想の女性
- 自分とは無関係な場所に住んでいる住人
というイメージがありました。
これはこれでビジネスとして成立し、ファンはお金を使ってくれていたと思います。
でも、AKBは敢えて、
- ルックスはイマイチ
- 秋葉原に劇場拠点を設けて親近感を演出
- それを全面に訴求する
などの施策を取っているように思います。
物を買うときも、「知らない他人より、気心触れた人から」というように、シンパシーは重要なんですね。
むしろ、値段が幾ら高くても(物・サービスの性能が低くても)、距離感の近い人を贔屓にするのが、人情でしょう。
貧富の差が拡大、価値観多様化の現代では、むしろ大昔風の商法がウケルかもしれません。
AKB 商法 は、うまく波に乗っているといえますね。